知的財産は日常の様々な創作活動により日々生まれています。しかしながら、何が知的財産で、何が権利として守られ、権利を得ることでどんなメリットがあるのか等、十分な理解を持って事業活動や創作活動を行っている人はまだまだ少ないのが現状です。

特に九州、鹿児島県に至っては、歴史ある様々な特産品をはじめ斬新なアイデアや最新技術等、多くの素晴らしい知的財産が日々生み出されているにも関わらず、その認識の低さから知的財産権の取得や活用が他県と比べて極端に低いのが現状です。

例えば、発明を生み出して特許により他社参入を阻み差別化を行うことで事業を飛躍的に発展させることや、従来から使用している自社製品の標章（商標登録されていないもの）が第三者によって商標登録され事業範囲が制限されることを阻止したり、耳に残る馴染み易いネーミングや斬新なロゴを商品やサービスに付して宣伝効果を高めたり等、将来に渡る安定した事業活動の継続や更なる発展のために法で守られた権利を有することの意義は大きいのです。

弊所は、このような現状を踏まえて ”まずは知的財産を理解して頂く” ことを最重要課題として平成２８年４月に霧島市に開設致しました。　”理解して頂く” ことから始まりますので、お客様には誤解を与えないよう常に「公明正大」をモットーとして地方創生の一助となれるよう精進して参ります。

平成２８年４月１日　弁理士　森田 海幹

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